無一文の億万長者

おはようございます。

早いもので、10月も後半戦。

今日も一日頑張りましょう。


かみさんの趣味のひとつに読書があります。

ジャンルには拘らず、その時読みたいものを読む・・・、といったスタイルで、

辞書のように分厚い「孔子」を読んでいたかと思えば、

「怪人二十面相」を読んでいたり、

はたまた大学の経済学者の学術書を読んでいたかと思えば、

寝る間も惜しんで、アガサ・クリスティのポアロの世界にどっぷりつかっていたり・・・、

と、まぁこんな感じなんですが。


今、夢中で読んでいる本は、何とも題名からして私も興味をそそられた次第で・・・、

「無一文の億万長者」

という本なんです。

何でも、アメリカのお金持ちチャック・フィーニーという人が主人公の実話らしいのですが。

現在７８歳の彼は世界最大の免税店チェーン「ＤＦＳ」を築き上げて巨万の富を手にした。

しかし、,80年代に個人資産を手放して財団の管理下に置き、まさに国家レベルの大胆な慈善事業を展開したそうです。

大金を寄付しながら、自分の名前は極力隠して。

個人的な名声や贅沢な暮らしには興味がないんだとか。

４０００億円を寄付して、飛行機はいつもエコノミークラスの人生。

世の中には、何とも凄い人がいるものですね。

秋の夜長、私も読んでみたい１冊に出会いました。

皆さんも読書していますか。


コナー・オクレリー
山形浩生、守岡桜：訳
ダイヤモンド社